イラストレーターの部屋
For Illustrators


メディカルイラストレーションは、医療情報を的確にわかりやすく伝える可視化手段です。
超絶技巧であれアーティスティックな能力があっても、医療情報が伝わらなければ全く意味をなしません。
むしろ見る人には正しい情報であるという誤った認識、或いは思い込みを与えてしまう、強い影響力を持つ力がイラストレーションにはあります。
目を惹くような素晴らしいイラストレーションより、絵が苦手な医師による稚拙な絵の方が、医療情報としての役割を果たしているのです。
日本においてメディカルイラストレーションを専門的に教育育成する施設は、唯一川崎医療福祉大学にしかありません。
多くの医療イラストは一般のイラストレーターが編集者やディレクターの依頼を受け、与えられた資料の元で描いているのが実態です。

医学的知識が必要です

専門性の高い医学領域では、視覚的な表現としてのイラストレーションも専門性が必要となり、医師・研究者等医療従事者の求める図に対して、単なる下請け的受注者ではなく表現方法の提案ができるメディカルパートナーでなければなりません。
イラストレーターの部屋では、メディカルイラストレーターとしての一定のスキルを習得して、ドクターなど医療従事者とのコミュニケーションが図れるように、基本的な医学医療の知識やノウハウ、さらに医学領域の仕事をする上で大切な医療倫理や知財権についてレクチャーし解説します。
そして、多くの医師、医療従事者との良好な関係で仕事ができるようサポートして参ります。
また、レベルシステム講習を受けていただいた方には、相応のレベルと判断できる方を登録し、可能な限りマッチングすることで医学医療の世界に貢献していただきます。


メディカルイラストレーター募集


Medical Museumでは、審査をもとにしたメディカルイラストレーターの任意認定レベルシステム(昇級制度)を取り入れています。

一定のレベルに達した際には、専門分野のお仕事ができるようになります。昇級に必要な知識・技術を養うレッスンやスクーリングを企画しております(現在未定)。


メディカルイラストレーション・レベルシステム


以下の要領で、本会(レオン工房メディカルミュージアム)の指定する提出方法により提出されたメディカルイラストレーションのジャッジ(審査)をもとに、メディカルイラストレーターのレベルシステム(昇級制度)を行います。

1.レベルについて

トレーニングレベルとエキスパートレベル(EL Expertise Level)・マスターレベル(ML Master Level)で構成されます。EL・MLは本会専門知識を有したイラストレーターに認定登録し、学術論文などに対応できるイラストレーターとして広くドクター等医療従事者や医療機関、メディア等に推挙します。


Level 知識レベル基準 描画技量レベル基準
Master Level
マスターレベル(ML)
英語論文から描画 描法のジャンルに関わらず技量卓抜であること
Expertise Level
エキスパートレベル(EL)
日本語論文から描画
Traning Level
トレーニングレベル(TL)

メディカルイラストレーションを
描画するために必要とするベーシックな
知識及びテクニック

専門領域 課題の描画 描法別描画
医学知識と用語 論文解釈・部位名称
臨床的表現演習 手術手技、疾患描画
スクーリング 川崎医科大学現代医学教育博物館
解剖学的表現 系統的解剖・局所解剖
医療倫理 医療に関わる倫理規定
知財権 著作権・契約など